新旧歯医者対決

 引っ越ししたので5年ぶりに歯医者を変えました。新旧歯医者が似ているようでいろいろ違っていて、かなりびっくりしたのでメモしておくです。

 いちばん驚いたのは、旧歯医者では検診と歯石除去が一度で済んでいたのに、新歯医者では3回に分けて行われたこと。検診、下の歯の歯石除去+歯磨き指導、上の歯の歯石除去+歯磨き指導、の3回。

 初回は、まさか診療報酬を稼ぐため?などと疑ったりしたのですが(すみません)、後になって、ていねいに処置すれば時間がかかるものなんだと納得しました。虫歯でもないのに3回も通院するのはちょっと面倒でしたが。

 私は幼稚園に行く前から歯医者に通うほど虫歯の多い子どもでした。大人なってからは、治療が怖いのでこまめに通って早めに治すようにしています。半年おきに検診を受けると、虫歯も進行していないからすぐに治療が終わるのです。

 そんなわけで、旧歯医者に通っていた5年間は虫歯もほとんどなく、たいてい歯石を除去して終わりでした。先生からは毎回「よく磨けています」というコメントを頂戴し、私は「大人になると虫歯ができにくくなるのかなあ」なんて暢気に考えていたのでした。

 しかし! そんな私が新歯医者ではダメ出しされまくりでした。歯周ポケットが5ミリに達しているところがあったのがまずショック。そして、衛生士さんから「かなり汚れが残ってます」と衝撃のコメント。えーーー、歯ブラシを2種類使って、フロスもしてきたのに!!

 新歯医者では、旧歯医者の3倍くらい時間をかけて徹底的に掃除してもらいました。フロスをぬぐったガーゼは血だらけ・・・。きちんと磨けていないから歯ぐきが炎症を起こして出血するのだそう。とほほ。最後に歯ブラシとフロスの使い方の指導を受け、なんとなく励まされて終了しました。4ヶ月後に経過を見るそうです。

 旧歯医者もとくに問題があったわけではないけれど、医師によってここまで対応が違うのかと驚いた話でした。

 ところで、歯医者歯医者書きながら気になっていたのですが、いつになったら「歯科」が一般化するのでしょう。目医者 → 眼科は定着したと思うのですが。